「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」は、2024年に施行50周年を迎えました。
そして、この法律を基盤に設立された伝統的工芸品産業振興協会も、
2025年に設立50周年という重要な節目を迎えます。
これらの記念すべき年に改めて思いを馳せるのは、伝統的工芸品が持つ奥深い魅力です。
それは、単なる美しさや卓越した技術にとどまらず、その背景にある歴史や文化、
そしてそれを支え続けた人々の物語にこそ宿っています。

こうした思いから生まれたのが、「逸品と文化の源流」。
日本各地の産地を訪れ、伝統的工芸品がどのような風土や想いの中で誕生し、
育まれてきたのかを探りながら、その魅力をお伝えしていきます。